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2026SS②アルコディオのリネンシャツが変えた、私の夏の流儀

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2026年SS(春・夏)の振り返り、第二弾。
今回も来年の自分への備忘録として、そして読者の皆さんの来春の買い物におけるリアルな参考になれば幸いだ。

今季、私は夏を乗り切るためのシャツを一気に入れ替えた。その主役となったのが、ARCODIO(アルコディオ)のフレンチリネンシャツである。

アルコディオといえば140番手双糸のブロードシャツが有名だが、私にとっての看板商品は、このフレンチリネンだ。夏場に快適に着用できるドレスシャツを探していた際、干場氏のYouTubeで紹介されていたことが出会いのきっかけだった。

私の夏を支えてくれたアルコディオのフレンチリネンシャツ。

それまで私が抱いていたリネンシャツのイメージは、「チクチク・バリバリして硬い」というものだった。しかし、アルコディオのそれは、そんな先入観を鮮やかに覆してくれた。

大手のファストファッションと比べれば価格は倍近くする。しかし、肌を通した瞬間に、値段以上の価値を十分に体感できること請け合いだ。

そして、アルコディオの最大の魅力は、その豊富な「襟型」にある。私はスタイルに合わせて3つの襟型を使い分けた。

  • APERTO(アペルト): タイドアップでもノータイでも決まる万能型。裏前立て仕様で非常にドレッシーだ。ホワイトとネイビーが、この夏を乗り切った相棒だ。
  • GINO(ジーノ): 襟先を短めに仕上げた小ぶりな襟型で、表前立て仕様のためカジュアル感がある。休日に黒カットソーの上にフロントを開けて羽織り、袖を「ミラノまくり」にするスタイルで。
  • LANZA(ランザ): ホリゾンタルカラーに似た形状。第一ボタンを外した際に襟元がきれいに開く。ボタンを開ける前提なら間違いなくこの襟型だろう。
左からLANZA、APERTO、GINO。
細部に大人のこだわりが宿る。

中でも、とっておきの名作だと感じたのが「LANZA襟のブルーグレー」だ。
この絶妙に中庸な色味は、ネイビースーツにもグレースーツにも馴染む万能カラー。ノーネクタイでも決してだらしなく見えず、クールビズの季節でも上品でドレッシーなスタイルを演出できるのでおススメだ。

ネイビーにもグレーにも映える、万能のブルーグレー。

ちなみに、私はこのリネンシャツの下にインナーを着用せず、素肌に直接纏っている。
これも干場氏の受け売りだが、暑い夏の日、リネンの組織を風がすっと抜けていく瞬間はとてつもなく心地よい。たとえそれがむせ返るような熱風であっても。

巷では接触冷感などの化繊インナーが話題だが、あの特有のフィット感や肌の痒みに悩んでいる人には、ぜひ「100%天然素材のシャツを素肌に着る」という選択肢を検討してほしい。

リネンはシワがつきやすいと敬遠されがちだ。しかし、週末に自らアイロンをあて服と対話する。
それすらも、自分をビンテージ化していく大切な大人の時間ではないだろうか。

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